2016年4月4日月曜日

府立病院界隈 散策 その三

入院中に是非行って見たいと思っていた所がありました。
「北村美術館」です。
府立病院の北出口を出て 真っすぐ北に、、歩いて三分ほど、あまりに近くなのでビックリ!


展示内容は、徳川幕府の茶道師範「小堀遠州」が家光のお成りをえた茶会に、献茶に使われた「油滴天目茶椀」など遠州に係わる品々が展示されていて、良い機会に巡り会えました。
小さな美術館ですが、中身の濃い内容でした。

茶室「四君子庵」

お屋敷は、鴨川まで続いているとか。

今回の入院では、「人生の休養」と軽い気持ちで入ったものの、ポンプ導入が予想以上に大変で挫折を繰り返しながらの毎日でした。
六人部屋では、膠原病の人が三人、糖尿病が二人、肺がんのかたも居られましたが、みんなとても明るく、気持ちよくお付き合いして下さいました。。  検査に行く、シャワーに行く、歯磨きに行くなど、その都度「行ってらっしゃーい」「お帰りなさーい」と挨拶!     ある日の事、 前日に大腸の検査をした方に、うっかり看護師さんが「昨日お通じありましたか?」と尋ねた時は、みんなで大笑い!  一足先に退院の人も「帰りたく無い」と言うほど、良いお付き合いをさせていただきました。
入院で感じた事は、病気と健康は表裏一体、昨日まで健康であったのに突然病に倒れる経験をした人を見て、誰でも有りうる事と思うと、健康でいられる事が当たり前ではなく、奇跡であるといっても過言で無いとおもいました。
肝心のポンプの方は、まだまだ不慣れ、自分の物になるには暫くかかりそうです。

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