2016年12月7日水曜日

苞 (つと) 納豆

子供の頃近所では、「むろ」がある家で 納豆を作っている風景が良く見られました。
稲刈りの後 藁を大切に残し、藁のハカマを取り 藁打ち場と言う大きな石が置いてある所で 小槌で叩いて 叩いて細工のし易いように柔らかくして、縄編みや納豆の苞を作る作業を、昔の人はしていました。
その藁の苞に大豆を炊いて入れ、むろに何日か入れて保温して置くと 藁の菌で自然に納豆が出来るのです。

今はこの地域では 作る人が皆無、美山で作られているのを買いました。



塩をまぶしてときます。

お正月には お餅を焼いて中にこの納豆を入れ頂くのが昔からの伝統食です。
納豆餅は藁納豆でなければ美味しく無いのです。
それまで冷凍保存しておきます。

因みに、我が家の「藁打ち場」と昔から言われていた

真ん中の大きな平らな石です。   (ブロクにでも書き残しておかないと後の世代に伝わらない?見なければそれ迄ですが!)

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