2017年1月30日月曜日

新年初寄り

我が流派の初釜は毎年、一月の最終日曜日に催されます。


勅題「野」に因んで生けられた生花
       先日雪の中から伐って来たハイビャクシンと 松、南天、コデマリ、カスミ草

講演会、濃茶、薄茶、点心とあります。

講演は、 
    京真田紐師      江南    15代当主   和田伊三男氏   「真田紐の秘密」と言うテーマでお話を聞かせて頂きました。


武具に使われたり

遠州好みの紐


長年お茶に関わっていたが、紐の奥深い世界を初めて聞く機会に恵まれました。
大名、武士、茶道関係、陶芸など個別に決まった物が使われていた紐のデザイン?は3000種類を優に超えるとか!
一つの茶碗が何重にも箱に入れられているのは、持ち主が代わるたびに一回り大きな箱に入れられ、誰から誰に手渡されたか?結ばれている紐を見れば、茶碗のたどり来し道が解明出来ると言う興味深いお話しも、、、、

いろんな道具に使われている紐とその種類を展示

濃茶席の主菓子

御銘      黄水仙      鶴屋吉信製

点心

泉仙

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