2019年6月9日日曜日

岸野承・寛 展

高島屋6階美術画廊で催されているご兄弟の合同展をみせていただきました❗
お兄さんは木彫工芸家?
流木や埋木から内在する仏や鳥などを、長く見詰めて彫り起こした作品の数々が展示されています。

弟さんは陶芸家、以前に場所は確か池田の山奥に構えておられる工房に寄せて頂いたり個展にも行せて頂きました❗
最近では有名料亭の食器や、祇園祭の茶席の主茶碗に使われるなどご活躍の場を拡げておられます


展示されている陶芸作品の中で私の特に素晴らしい❗といつまでも眺めていたのは、申し訳ないですが お花。
小紫陽花、藤、餅つつじ、白糸そう、大山れんげなど実に美しく花入れを生かし生けてありました❗
聞けば山を歩いてこれ❗と言う物を見つけ切り取り生けています、そしてその作業が大変ですと言われていました❗
その事はよくよく解ります。
眺めていると花は技術で生けるのではなく心で生けるものと強く感じました❗

ご兄弟の共作
かなり時代を経た木目が浮き出ている杉板に、踞ると言う花入れを掛け、それに小紫陽花が生けてあります。  
何れもが調和のとれた雰囲気の素晴らしい作品と思いました🎵
撮影禁止の所、特別に許可を得て撮らせて頂きました。