2018年10月30日火曜日

銀閣寺 釣秋亭 茶会

滅多に行く事が出来ない「茶会」に招待されました。
と言うのも、銀閣寺に携わっておられる宮大工さんのお陰で、お相伴させて頂く事が出来ました。
素晴らしい秋晴れの一日です。


山門を入り、


銀閣寺垣を通り入って行きます。
撮影はここまで‼


釣秋亭(チョウシュウテイ)茶室の待合に入り、受け付けを済ませ
「香煎」を頂き、

お待合



会記を見て前勉強     会記を書くのも大変な作業の様でした。

蹲で清め、躙り口から茶室に入ります。
この茶室が本日の亭主の建築です!
「自分の建てた茶室で茶会を催したいと思いませんか」と銀閣寺の執事長が声を掛けて下さり、今日の茶会が催されたと聞きました。
「凄い事です‼」
ご本人は宮大工さんであり、長く遠州流茶道を修められ お爺さんからの茶道具を引き継がれて今日の日を迎えられたのだと思えます。

お席は「濃茶席」  
お道具類は会記で‼       とりわけ美味しいお濃茶でした。
濃茶は事前にご一緒に、これ!と言う3種類を飲み比べて選ばれた 
お詰めは「山本園」 ご銘は「天壇の昔」



その後はお薄では無く「紅茶」を頂きました。

マカロンでマリアージュのダージリンを


遠州流花器「曲水」で
紅茶席の床に生けられた「ハイビャクシン」のお生花「富士山」

続いて点心席に
「三友居」の美味しいお弁当を頂きました。

そして建物の中を案内してもらいました。
本堂から、襖絵「与謝蕪村」の「棕櫚にはは鳥図」や「池 大雅」の「琴棋書図」など拝観、


国宝「東求堂」へ、、、、
足利義政公が多くの芸能に親しんだ会所、同仁齋とよばれる四畳半は四畳半の茶室の源流と言われる。
隣室に義政公と奥方 日野富子の位牌が安置されていました。


哢清亭(ロウセイテイ)へ、、、
奥田元宋画伯の襖絵、障子からの光を計算された素晴らしい作品に感動しました。


特別に 、はいれ無い所を案内して頂き、盛り沢山の特別拝観で頭に入り切らず、覚えた事をメモしました。聞き逃しイッパイ⁉

又、50年程前に一緒に茶道のお稽古をした方達にも会えて、懐かしい時を過ごさせてもらいました

「至福の一日」と言うのは今日の為に使うもので、後先そうあるものでは無いし使うものではないと感じた一日でした。
今日の亭主は 茶室を造り、茶会を催し、花を生け、遠州公の再来かと?       と言う賛辞も聞こえて来ましいた。    
只々友人? に感謝です。それと共に今年始めからずっと準備に掛かられ「大変お疲れ様でした」と申し上げたい気持ちです。




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2018年10月25日木曜日

花稽古 10月 24日


ヨメナの花が沢山咲きました。
花弁が細く、色も美しい紫色!大好きな花です。
植木鉢で育てる時は、兎に角水を切らしたら葉がダメになり、咲く頃には茶色になるので、夏の管理は手が掛かります。


庭に倒れて咲いていました。



お茶の木の垣根に絡まっていた「カラスウリ」
オレンジの無地の物とウリの様に縞模様が有るのと二種類あります。




稽古花


フェイジヨア、糸菊;カーネーション、加工のフジズル






















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2018年10月23日火曜日

映画 「日日是好日」

殆んど映画を見に行かない!    何年ぶりかで行って来ました。
最近のチケット購入事情はすっかり変わり、友人の息子さんに前日に獲って貰ったのだが、それでも戸惑いながらやっとのことで入館しました。


                 写真撮る機会もなく?チケットも無く?これだけ!

茶道を習い、又 教えていた頃、その時々に言われたこと、言ったことばがそのままその通り再現されていて、一人でクスッと笑いながら鑑賞。
季節を追って、24節季に応じた自然の移ろいと共に、茶室の設え、道具、花に花入、軸物、と見る所が沢山でとても興味があり一回では見きれず見逃したものもありました。
樹木希林さん演じる師匠の言葉「いつも同じ事の繰り返しが出来ることが幸せ」と言うシーンが心に残りました。
私も季節を追ってする事が段々と負担に思い省略気味になって来ているが、出来る事が幸せと思い直してもう少しやって見ようかな?と一瞬でも思いました。
「一期一会」老若問わず大切な事。二度と無い時を心して過ごす事など
主人公の成長に茶道が深く関わって行くストーリーを自分と重ね合わせて懐かしい様な気持ちで見ていました。
もう一度見に行こうかな?
ホテルオークラに停めた車の3時間制限の為、ホテル内の「ほっとけや」で慌てて昼食。「京都ポークのしゃぶしゃぶうどん」が予想外に美味しかったです。



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2018年10月22日月曜日

台風被害 その2 靜原編 ハイビャクシンを切りに!


靜原に植えて貰っているハイビャクシンを切りに、、、
靜原も一山  倒木が多数ありました。



目的のハイビャクシンが見つからず伐採されてしまったのか?
と捜しまわり、草の中に有るのを見つけました。暑かった夏に草が大きく繁茂したせいか?
草を引いたら、美しい緑のハイビャクシンが姿を現しました。


銀閣寺での茶会、花展、流祖祭用の為に何本か切られて、、、
切るのも、ただ単に切るのでは無く、この枝は何処に使うかと頭の中で組み立てて切っていかれるのです。そこまで来るには年月と経験の積み重ねが無くてはできない事です。



春に、枝を持ち上げる棚が腐っていたので、棚の修繕をされたので良い枝ぶりになって来ました。

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2018年10月21日日曜日

台風被害 その1 鞍馬編


鞍馬名物「木の芽煮」を買いに行きました。
叡山電車はまだ不通、バスで行く道から倒木凄まじい山が見えて来ました。




「由岐神社」の裏山も倒木が沢山




鞍馬の街並みは貴船菊が咲き 風にそよいでいます。






くら満荘で半月弁当を頂きました。



今年は「鞍馬の火祭り」は中止!  昭和天皇が危篤の時も取りやめになったと女将さんから聞きました。
祭りが無くても寂しいしご馳走は作ると言う事でした。
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2018年10月20日土曜日

「ゆりかご会」同窓会


私は、たぶん4年ぶり?の同窓会に出席しました。
会場は   「ブライトン ホテル 1F」
500人以上にハガキを出されたらしいが出席したのは35人ほど!
4年前に来ていたのに欠席して会えなかったり、何十年ぶりで会えても判らなかったりで、、、
何はともあれ、この場に来られることは幸せな事と噛み締めて、、
暫らくしたら名札と顔を照らし合わせて「ああー」と手を取り合って!想い出して !懐かしんで!    
あちらこちらから女子高特有の高笑いが湧き上がります。



先生方もそれなりにお年を召され、お一人だけ出席されました。




これで最後と、友達と相談し合い出席したのに次回の幹事を廻されて来ました。
とても楽しい時が過ごせました。

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2018年10月18日木曜日

生け花


庭に秋明菊が咲き乱れていて、紫苑は先日の台風で倒れ、頭を持ち上げています。ホトトギスも長く伸び、どれも盛りを過ぎようとしているので、孫達と刈り込み、玄関に生けました。
生け花の基本を学ぶのに良い機会です。
花の向きと全体のバランスを考え生け進んでいきます。





細かい所は直す箇所もありますが、大まかな理解が出来たかな?





床にあけびを



秋の花も終わりになりつつあると頂いた花です。
秋明菊、ツワブキ、山路のホトトギス、桜タデ
花瓶は信楽焼



稽古花




野イバラ、アセビ、ポンポン菊、バラ




これはタイちゃんが作った「南天の苔玉」
何処で採って来たのか苔も上手く付いています。



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2018年10月15日月曜日

松茸の思い出


  この時期になると寺町三条の「とり市」さんをふと覗きます。
予想通り店頭には他の物は何もなく松茸だけが見事に並んでいました。
今は高額な「地山松茸」が主流のようです。
和歌山産の物が手頃なお値段なので(地山の物は手が出ません)求めました。


「松茸の思い出」
60年以上も前になりますが、祖父が松茸の時期になると裏山「向山」に縄張り(松茸を取られないように)に登り、松茸取りを楽しんでいました。
縄一本で約束が守れる良い時代だったのですね❗
山の上の少し平になった所で親戚の人達と「すき焼き」‼
鍋や七輪、材料一切持って登り、松茸だけは現地調達!  私も松茸を採りながら登りました。小学校に行くか行かない頃だったと思います。
お鍋に無くなれば辺りを捜しては取っては食べてとふんだんに食べられた時代でした。
松茸が出る時期に同じくして「虚無僧茸」(虚無僧に似ているので、そう言うのか?)が沢山出ていて、母が佃煮を作ったのがとても美味しくて忘れられない味です。ここ何十年とそのキノコは見ていなく、絶滅してしまったのか?と思う位です。
あの時代のことは二度と無い思いでの世界です。

それで和歌山の松茸はすき焼きにしました。

「すき焼き」と言えば、、、
ドミニクが我が家に初めて来た日「すき焼き」をして、大層気に入り、それ以来大好きな食べ物になったとか、、、
ドミニクの為に写真だけでも、、、   湯気でピンぼけ‼あまり美味しそうでないかな?届くかな?



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2018年10月13日土曜日

ソーイング教室の作品


仕上がった作品を2点紹介します。


黒のちぢみ?様の生地で、かぶりのベストを制作されました。
衿ぐりはゴムで縮めてあります。
合わせたシャツの色に靴下やメガネのフレームまで合わせ、コーディネートを楽しんでおられます。
チョーカーは大きな水晶の帯留めと帯締めです。





お祖母さんの絞りの浴衣、古い手絞りの物で今では珍しい生地だと思いますが、薄くなり力を加えれば裂けそうです。
補強して、もう一度日の目を見せてあげたいと頑張られました。
補強の為、裏に薄手の接着芯を全面に貼って、ポケットは古いGパンから取って貼り付けたり、赤い端切れを挟みこんだり、彼女なりのセンスが盛り込まれていて、制作中も楽しませてもらいました。
着用時にはゆるめのウエストを帯〆で縛って、、、、遺品を使い、お婆ちゃんもお喜びの事でしょう!
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