四月九日 祥月命日

四月九日は主人の33年目の祥月命日にあたります。   主人の親友ですが、この33年間毎年欠かさず命日に好きだったワインを送ってくださいます。最近では、亡くなった故に余計に友情が固く結ばれるのかしらと思ったりします。

今年のワインはドイツ語で演奏会とか協奏曲の意味の「コンツェルト」   国産の物で「ワイナリーが気候的にもドイツ的なので味わいも似ている」そして「共にワグネル的極美の日夜を体験した彼にブルックナーのワグネルを天上で聴いて戴きたく」  と、言う様な事が巻紙に凄く達筆で書かれた手紙とCDを添えて送って下さいました。世が世であれば書き捨て文のように表装して残して置かなければと思う位です。お供えと言うよりも私にとって、その事を通して  いつも友情をおすそ分けして頂いているようで、とても有難いことと感謝です。