日本伝統織物保存研究会 と言う サロンを立ち上げ、伝統的先染織物総合的復原に取り組まれて居る様子をお話しされました。
龍村織物は、正倉院などの奈良時代の織物の復元を手掛け有名であるが、日本の伝統文化の消滅、後継者の不在、など危機感を持って活動されています。
織機のほんの小さな部分も捨てられたら二度と再現できないので、織元が廃業と聞くと飛んで行って貰いに行くと言われていました。
織物つながりで昨日も 真田紐の「江南」さんに行って来ました。
糸を染め(草木染め) 織っておられました。
息子達がオーストラリアに行くのにお土産に 眼鏡吊りと帯〆めの気に入ったのがあり買ってきました。
ここで
45年前に 川島テキスタイルスクールが出来た時 、一期生として入学して 織った卒業作品をUPしておきます。
毛糸ですが綴れ織りです。 講義の中には染色もあり、糸も全色染めました。
原画は、「皆川月華氏」の御宅に行き、何を織ったらいいか?悩んでいると言ったか?言わないか?「ちょっと待っていなさい」 と 言われ仕事場に行かれ、アッと言う間に描いてきて下さったもので、この原画のほうがずっと値打ちのあるものと今になって初めて気がつきました。