2021年12月30日木曜日

 お正月花 若松

この若松のお生花は12月上旬に生けたものです。
と言うのも
「市原野社協だより」の1月1日号のトップに載せる写真をお願いされて「こんな機会を与えられてよい経験」とたいちゃんに生けて貰いました。
花器は普通は青竹の寸胴を用いますが、遠州流の花器「曲水」で生けました。
前もって飾りに付ける扇面を折っておきます。
和紙、中杉紙で
扇面の上部は細かく五段に折るのですが「へら」で筋を付けて折り、それから縦に中心をボックスプリーツに、両脇五段に折り扇に折って準備しておきます。
根気の要ることは得意の巻きのようです。
生け終わったら扇面を固定して、金銀の水引を掛けます。
右側が金、左側が銀になるよう「相生結び」をします❗
水引の形を整え先端をハサミで切り揃え、幾つかの行程を経て出来上がりです❗
曲水と花丈のバランス、扇面と水引きの位置など、こうすれば良かった、ああすれば良かったと後から後から後悔の様な修正が頭をよぎりますが、生け上がった物の手直しは容易では有りません。

配布されてきた「市原野社協だより」です。
中学生で与えられた機会を有難い事と思うように言っています。

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